おーです、こんにちわ!今回はブレーキングの講習体験です。
ブレーキって難しい上にクルマの運転では重要ですよね。
皆さん道路走っていてどんなブレーキかけてますかぁ?
さてさて、ブレーキング講習の様子を一生懸命思い出しているのですが
記憶がたどたどしいので断片的でございますが、ご紹介です
考え方としてふたつのブレーキがあります
ひとつは最短距離で止まるブレーキ
ひとつは長い距離で止まるブレーキ
長い距離のブレーキはブレーキポイントから40m先のパイロンを目標に止まるのです。
「練習の目的は長い時間ブレーキランプが点灯する事で
後続車にいち早く そして長く”止まります” と知らせる事が出来る事と
安定したブレーキを目的にしていま~す」
「また、赤信号と分かっているのにギリギリまでアクセルを踏んでいる人を
街中で良く見ますが、速く減速姿勢を取る事で燃費の向上とエコにもなります~」
なるほどぉお!確かにそうだ!良い事言うジャン!
(こと燃費と言う事に関しては女性より野郎の方が妙にこだわりがあるものです。)
「はい!では、ポイントでブレーキを踏んだら そのまま強くも弱くもしないで
停止ポイントのパイロンにピシャリ!と付けてみましょう」
「はい!ではオーさん行ってみましょう~」
リスト表を見ながら呼ばれると、あれっ俺を知らないなんてもぐりのインストさんかな、
なんていささか図々しいですね、、^・^
何時もスタート時はアクセルを深めに踏んで
目標速度に速く到達しようとしてしまいます。
「ぶ~~~~ん~~~」40kmでました。
ブレーキポイントで「ポン」とペダルを踏んで 後は車に任せます。
「あれっ?」「あれれ?」「あれれ??」 これじゃ目標のかなり前で止まっちゃうぞ~
と思ったら何故かブレーキの足が緩んでしまいます。
「オーさん 調整しちゃいましたねぇ~~~、気持は分りますが、頑張って調整しないで止まれるようにしましょう~~」
と、すかさず無線が入ります
「う~~ん、やっぱり緩めたのがバレたかぁ~^^;」と思いながら次を挑戦です。
2回目、「ぶ~~~ん~~」「プぅオン!」「おっ」「おっ」「おっ」「おっ?」
少々ショートしちゃってますが、どうにか調整してないぞ!とインストの顔を見ると
「う~~ん、ちょっとゆっくり調整が入ってますねぇ~~」
「え~~!??」今度は疑問・
実は外から見てると確り車の前が浮き沈みしてるんです・・・・
3回目、「今度は一回少しだけ入っちゃってますねぇ」
「え~~~!」
4回目、「ちょっと距離が足りなかったですねぇ」
「うえ~~~ん!(泣)」
5回目、「あ~今度は意識し過ぎてオーバーしちゃいましたねぇ」
「あれぇ~~~~????」
・・・まるで素人パターの玉コロです・・・
最後にはハンドルを投げたくなります。(しませんけど)
この、ブレーキング時に車が前後に沈み込む動作が
助手席の人が頭が前後に動いちゃう原因なのです。
これが大きいか小さいかで上手下手が判ったりしますでしょ、、
運転する自分もこの動きが疲れる原因だという事に最近気が付きました・・・
(どちらかってと、年令かも^^・・・・)
距離感のある一発ブレーキって結構大切です。
言葉的にして「す~~~~~~・・・・・ぅ」と目標場所に止まれると最高です。
テレビ映像的に言うと タイガーウッズ長距離パットを沈めた時のゴルフボールです。
さて次は急制動、いわゆるドッカンブレーキです。
女性は踏力が弱いので、なかなか馴染めないかもしれませんが、
いざという時特にABS車両には大事なブレーキです。
では、アスファルト上で時速40kmからABSブレーキを掛けると
どのくらいの距離で止まれると思いますかぁ~?
これは思った以上に難しい問題です。
ブレーキポイントからここで止まると思うコース上の思い思いの場所に
それぞれ受講生が立ってみます。
つぎにインストラクターが実際にデモしてみます。
勿論受講生は立っている位置では危険なのでそのまま真横に移動し
「自分の前に来い・来い・来い・来い」と念じるように
インストラクターのスタートを待ちます
「それではお願いしま~す」の声でスタンバイのインストさんがスタート、
加速を始めてすぐ時速40km安定でブレーキポイントへ
「キュ!」「クククク!」「ストッ・・」
車はまるで猫が伏せるような姿勢で止まります
「え~~~っ!++)」
さて、誰の付近に止まったでしょうか?その制動距離とクルマの伏せ猫姿勢を
実際にプログラムで体験して確認してみて下さい。
ここでブレーキを踏みます!と言う目標があればABSは素晴しい威力を発揮します。
これが目標がなく、急な飛出し等 想定外の条件が加わると話は随分変わって来ます。
人が瞬時に判断してブレーキをガツン!と踏んでも意外な程距離が延びます。
反射神経とか集中して運転するとか予測する事は道路を走っている時には大切な事です。こんな事もASTPでは実際に体験しながら練習出来るのです。
どんなに車の性能が上がっても反応には人それぞれ限界がありますし
年令と共に衰えるものです。
車の中で一番大切な操作であるブレーキの練習です、沢山練習しましょう。
大勢いれば短い距離で止まれる人もいれば長い距離が出ちゃう人もいますが、
自分の止まれる距離をここで確認して覚えて、
それなりの距離感を持って走れば安心です。
一般道の運転は競技ではないので、確り止まれる距離の感覚を持ち帰れば
それでここでの目的は果たせたと僕は思います。
但、路面の状態で制止距離は変わりますから
その辺はスキッドリカバリー等を受講して体験すると良いと思います。
「もし路上で前の車が急制動を掛けたら?」
だから”車間距離”はとても大切な事なのです。
前の車のお尻以外景色が見えない程近付いて走っていては
その先の情報は見る事が出来ません~
免許取得時に教習所で勉強した教本の内容が
ここに来て身に染みちゃったりするのです。
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